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KGK田中牧子主事の巡回日記

【ヘボ研冬合宿・最終日】

冬合宿を準備するのは卒業していく4年生たち。

学生時代を共に過ごした同期の仲間と最後にする奉仕。
自分達の歩みを振り返って、主がして下さった事を思い起こしながら、
かわいい後輩たちに伝えたいことを詰め込みます。

ある意味、4年生達の『卒業制作』なのかもしれません。

毎回の集会で4年生が一人ずつ証をしました。
お互いの違いが大きく、衝突を繰り返してきた4年間でした。
私が思い出すのも、不安や葛藤、怒りに悶々とする彼らの話を聞いて
過した時間です。
いつも最後は「・・・祈ろうか」というしかなかったなぁ。

卒業を前にお互いを全人格的に受け入れあってきた交わりを
感謝する言葉が続きます。
それだけ彼らにとって大きな経験だったのでしょう。

けれど、そのような交わりを可能にしたのは私達の交わりの基である
イエス・キリストであること。
ただイエス・キリストのゆえに衝突しても和解があり、許し合うことができ、
交わりが回復され育てられてきたこと。
そのことこそを後輩たちが受け取ってほしいと切に思うのです。

卒業おめでとう!

*背後でリアルタイムで祈って下さっていたOBの皆さんへ*
 合宿は無事に終わりました。お祈り本当にありがとうございました。
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2009/02/27(金) 13:42:54 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

聖書の分厚さ=神の誠実さ

【ヘボ研冬合宿3日目】

今回の参加者は学生15名。
そのうち、5名がノンクリスチャン。
1年生から4年生まで、普段の学内活動にまぁまぁ定着しているメンバー達です。

合宿前に祈りの要請をしたあるOBから、こんなメールが届きました。

『合宿中はノンクリスチャンをひとまとめにしないで、
 個別に対応してあげてください。
クリスチャンでもいろいろ信仰度合があるように、いろんな人がいるので。』

この先輩はヘボ研に熱心に参加している、ノンクリスチャンで、
紆余曲折を経て、卒業直前に劇的に救われた方です。
様々な葛藤を経て、でもヘボ研の交わりを通してキリストに出会った
この先輩からのアドバイスに私は襟を正される思いでした。


午後のフリータイム、部屋に戻ってきた一人のノンクリスチャンの学生と
ゆっくり話すことができました。

聖書には興味があるけど、分厚くて嫌になってしまうこと。
いろいろ書かれているけど、結局何が言いたいのかわからないこと。
一人の神様だというのに、いろんな教団教派があるから
嘘っぽくて教会が信用できない、など率直に話してくれました。


二人で「あーでもない、こーでもない」と話しながら気づかされたこと。

それは・・・
分厚い聖書には人間の罪の歴史が半分、
決して人間をあきらめない神の介入が半分書かれていること。
それらを通して私達は神がどのような方で、
どのように罪を裁かれ、赦しの道を備えて下さっているのかを知ることができること。

誰だか分らない人の愛の告白に盲目的に身を委ねるのではなく、
私達が「あなたを愛している」と言われる神を
ちゃんと人格的に知って信頼して人生を委ねる事ができるように。

そのために、主はご自分が歴史の中に、時間と空間を越えて、
生きて働かれる主であることを聖書の中で証して下さっていること。
それにはこれだけの分量が必要であり、
聖書の分厚さは神の誠実さの表れと言えるのではないか。

そんな話をするうちに彼女の顔が今まで見たことがない表情になりました。

 「今までたくさん疑問があったけど、聖書が書かれた目的を知らなかった。
 自分と関係があるって、初めてわかった・・・!」

4年間付かず離れず、ヘボ研に関わってきて、今、与えられた気づき。
先輩のアドバイス通り、本当に一人一人が違う人格で
主に取り扱われるペースも違うことを思わされました。

卒業後も、彼女の中に主を求め続ける思いが与えられますように。






2009/02/26(木) 01:53:25 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

20年振りのDPM

【ヘボ研冬合宿2日目】

今回の講師はOBのN牧師。
ヘボ研は大勢の直接献身者を生み出していて、学生達の集会や合宿にも
よくお呼びしている。

先生は1980年代初めに入学され、学内伝道に熱心に励んでおられた証が
メッセージの端々に溢れてくる。
同じ学科の学生400名のために名前を挙げて祈っておられたこと、
哲学の授業で教授からなぜクリスチャンになったかを証する機会が与えられたこと、
声をかけた学生がDPMに来るようになって嬉しかったことなど。
学生時代、救われた喜びを一生懸命学友に伝えておられた、その喜びを今も
変わらずに持たれて、学生達の前に立って下さっている感じです。

そしてN先生と、同期のお二人が牧師にならているそうです。
昨年、3人で久し振りに会う機会を持たれ、懐かしい交わりを楽しまれた後
デパートの上の方の静かな階で祈る時を持たれたことを嬉しそうに話して下さいました。

「祈祷課題を分かち合い、お互いのために祈りました。
20年振りのDPM (Daily Prayer Meeting,例日祈祷会の略)ですよ!!」

ヘボ研では毎日昼休みに集まってDPMを持っています。
授業と授業の間。
お昼ごはんも食べるので、30分程度の祈り会です。
私にとっても学生時代の日常でした。
でも、DPMで先輩達が当たり前のように「明学の教職員のために」
祈るのを見て、衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

「学生が大人の救いのために真剣に祈っちゃうんだ・・・!」と。

毎日、毎日、集まり続け、祈ることを続ける。
その繰り返しがヘボ研を作り、支えていました。
そして卒業後、当たり前でなくなったDPMを持てることがどれ程嬉しいことかも
同じOBとして今は分かります。

学生達も、大学のキャンパスで普段やっているのと同じように
合宿中も毎日DPMを持っています。

2009/02/25(水) 03:42:21 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

祈りの援護

今日から26日(木)まで3泊4日の明治学院大学冬合宿に参加。

私自身も卒業生である、ヘボン聖書研究会(通称:ヘボ研)の合宿は
毎回悲喜こもごも、予想外のドラマが巻き起こる、自他共に認めるハードな合宿(笑)

前日夜、準備をしている4年生から「OBの人達に祈ってほしい」と
合宿に関する祈祷課題のメールが届きました。
学生からのリクエストに応えるべく、そのメールを今朝出勤途中の電車の中で、
携帯電話からわかる限りのOB達に転送。
24人にメールが届き、次々に届く「祈ります」「祈ったよ」という応答メールが届く。
背後で何十人ものOBが祈ってくれている・・・とても心強いです。

ヘボ研は「明治学院の学生及び教職員の救霊のために祈る」ことを目的とした
学内祈祷会から始まりました。
そして今年で40周年。
OB会にもそのスピリットは脈々と流れていて、卒業後何年経っても
明治学院の「今」のために祈る姿勢は貫かれています。

そんなOBの方々だからこそ、本当に祈って下さることを信頼して、
私はいつも祈祷課題を送ってきました。
そして学生達にも卒業生が祈って下さっていることを度あるごとに伝えてきました。
だから今回学生自身から「OBに祈ってほしい」とリクエストが上がってきたことが
とても嬉しいのです。

学生と卒業生がリアルタイムで祈りを合わせている・・・
今回も大勢の祈りの援護を受けて、合宿が始まりました。 2009/02/23(月) 23:23:33 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

茨城ブロック合宿・初参加!

21日(金)?22日(土)まで茨城ブロックのトレーニング合宿に参加してきました。

常磐線に乗ること1時間半。水戸に到着。
初めて茨城ブロックに参加するので、少し緊張しましたが
15名程の学生達とのゆったりした交わりを楽しんできました。

茨城ブロックでは3大学が4キャンパスで活動中。
年3回のブロック合宿が茨城全域から学生達が集まる
貴重な交わりと訓練の場になっています。

卒業する4年生や院生達といろいろ振り返って思い出話をしながら、
茨城ブロックの数年間の歩みを思い出しました。

今から4年前。
Y元主事が茨城ブロックのサポートに力を注ぎました。
初めてブロック役員が立てられ、ブロック合宿を企画するように励まし、
ブロック祈祷会も行われるようになったのでした。

それから4年。
初代ブロック役員だった学生が主に育てられ、パワーポイント22pの
力作を駆使して後輩にKGKを紹介する頼もしい先輩に成長していました。
「この成長した姿をY元主事が見たら喜ぶだろうね?」と
学生達と話したのでした。

固い土地を耕し続けるように、地道に、訪問し続けた先輩主事の
働きの実が今実っています。
2009/02/23(月) 10:30:54 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

祈られている・・・!

[祈られている・・・!]の続きを読む 2009/02/20(金) 18:30:36 未分類 トラックバック:0 コメント(-)

働きの変わり目

季節の変わり目ですね。
私はこの春、いろいろな意味で変わり目に立っています。

2003年4月に主事になって、「あ?っ!!」と言う間に
6年経ちました。
主事は1期3年なので、2期が終わったことになります。
正直に言うと、こんなに長く主事として働くとは思っていませんでした。

でも「牧子を召してくださった方は真実だから」と主事になる決心を
した私を押し出してくれた信友の言葉のとおり、の6年間でした。
6年間祈り支えて下さった教会と多くの方々に心から感謝しています。

4月からは3期目に入ります。
それに伴い、来年度の働きの責任も大きく変わることになりました。
神奈川BAYブロックを卒業(?)し、
今度は茨城ブロック・群馬ブロック・渋谷ブロック・池袋ブロック女子大を
担当します。
学校訪問で行くエリアが今までと全く変わるので、土地勘が全くなく・・・
目下群馬まで網羅している路線図を探しているところ。

そして2月初めに引っ越しもしたんです。
これまた6年も住むとは全く思っていなかった築30年の古いアパートから
旅立ち、千葉県民になりました。
そんなこんなで慌ただしい数週間を過ごしていて、ブログも途絶えていました。
(言い訳)

私はBAYブロック(途中、小田急線ブロックも加わる)での6年間を通して、
主事として育てられました。
BAYブロックの働きを思い起こしつつ、
恵みを数えつつ、
これから数回書いていきたいと思っています。
2009/02/20(金) 09:11:31 未分類 トラックバック:0 コメント(-)